2009ベストソング!!!
対象:2008/12/01〜2009/11/30
(提出順)
後藤(7年連続7回目)
順位 タイトル アーティスト 作詞 作曲 発売日
1位 ギー太に首ったけ 平沢唯(CV:豊崎愛生) 大森祥子 TOM-H@CK 06/17
2位 Cagayake!GIRLS 桜高軽音部 大森祥子 TOM-H@CK 04/22
3位 Lick me(はあと)  倖田來未 Kumi Koda YOO 07/08
4位 butterfly swimmer school food punshment 内村由美 school food punishment 07/22
5位 Don't say "lazy" 桜高軽音部 大森祥子 前澤寛之 04/22
6位 ふわふわ時間(タイム) 桜高軽音部 秋山澪 前澤寛之 05/20
7位 Heart Goes Boom!! 秋山澪(日笠陽子) 大森祥子 前澤寛之 06/17
8位 ワンルーム・ディスコ Perfume 中田ヤスタカ 03/25
9位 infinity GIRL NEXT DOOR 千紗、Kenn Kato 鈴木大輔 06/10
10位 Kiss Kiss xxx MiChi MiChi Tomokazu Matsuzawa 05/27
≪総評≫

昔から僕の好みは女性ヴォーカル曲に偏ってはいるのですが、今年は見事に全て女性ヴォーカル曲。
(樋口了一『手紙 〜親愛なる子供たちへ〜』を3位ぐらいに入れたかったのですが、発売が昨年10月なので…)。

そして、とにかく今年は『けいおん!』の曲にハマり、5曲もランクインさせてしまいました、すみません(笑)。
かつてガールズポップやガールズバンド系が大好きだった僕の心を、久々に強く揺すぶるものがありました。
いい歳して、深夜のアニメも毎週録画してました。話の中身は期待外れというか、大したことはないんだけど、まったり観るのにはちょうど良かった。

あと、去年はうっかり『星間飛行』を入れ忘れてしまうという痛恨のミス!

この10年を振り返り、僕の00年代(2000〜2009)のベストソングTOP3は

1位『星間飛行/ランカ・リー=中島愛』(2008)
2位『群青日和/東京事変』(2004)
3位『恋のメガラバ/マキシマムザホルモン』(2006)

…となりました。
(3年連続3回目)
1位 少女S SCANDAL TOMOMI 田鹿祐一 06/17
「ロック調なこの曲は、楽曲の良さは勿論、何と言ってもPVが最高に気に入り、何度も何度も見ました。雨の中長い髪を濡らし歌うツインボーカル・そしてびしょ濡れの制服、更に演奏しながら軽く振り付けまであり、自分には何から何までツボでした。」
2位 おやすみパラドックス やくしまるえつこ ティカ・α 近田春夫 10/21
「何度聴いても飽きない今年一番の中毒ソングでした。相対性理論とはまた違った怪しげな雰囲気が良いです。歌詞に使われる言葉のチョイスも面白いです。」
3位 人鳥哀歌 tacica 猪狩翔一 01/14
「今年の初め頃一番ハマっていた曲で、攻撃的なサビの部分の盛り上がりは最高です。ポストBUMPとも言われるバンドですが言われるだけの良さはあると思います。」
4位 1sec 10-FEET TAKUMA 03/25
「とにかくカッコイイに尽きる、ライブ栄えしそうな骨太ロックチューン。ほとんど英語詞ですが、和訳した歌詞が微妙に間抜けなのもイイです。」
5位 ももいろパンチ ももいろクローバー tzk 斉藤悠弥 08/05
「和をモチーフにした衣装や曲調をコンセプトにしたデビュー曲。生で見る機会があったのですが即ハマりました。デビュー曲が良いとその後が心配なのですが、2ndも素晴らしい出来だったので一安心。」
6位 おまかせ♪ガーディアン ガーディアンズ4 川上夏季 斉藤悠弥 05/27
「割と単調なメロディーながらも聴いていて気分が良くなり、通勤時によく聴いていました。メンバー構成もBuono!よりも好きな子が多いです。」
7位 チョコレート魂 松浦亜弥 三浦徳子 山沢大洋 02/11
「コレは売れなかったけど素晴らしい出来の楽曲だと思います。ライブでも聴いたのですがあややの歌唱力の高さを再認識させられた曲でもあります。」
8位 かけら-総べての想いたちへ- NICO Touches the Walls 光村龍哉 11/04
「今までシングルではロック調の楽曲が多かったですが、今作の様なミディアムバラード調の方が力強くて伸びのあるボーカル光村さんの良さが引き立つような気がします。」
9位 おいてけぼりのThirty Early Morning アナ★バン! 福井謙二 04/29
「二人のあまり抑揚のない歌い方と綺麗なメロディが絶妙な曲。プロデュース・作曲が福井謙二で、この曲のクオリティは恐ろしい。2ndの槇原さん作の曲がイマイチだったので余計にそう感じてしまいます。」
10位 10年桜 AKB48 秋元康 井上ヨシマサ 03/04
「この曲は歌詞もメロディも素晴らしく、今までAKB48をよく知らない自分の周りの人達にも高評価な曲でした。ラジオでメンバー本人にイントロクイズで押し負けたのも良い思い出です。」
次点
Dancing On The Fire/Superfly
Cagayake!GIRLS/桜高軽音部
ウォーアイニー/高橋瞳×BEAT CRUSADERS
futuristic imagination/school food punishment
キスの流星/ノースリーブス
ループ、ループ/のあのわ
川田(14年連続14回目)
1位 おいてけぼりのThiry Early Morning アナ★バン! 福井謙二 04/29
 企画ものと思ってなめてたらすごくよかった。ぽさんも書いてるように福井さんの作曲能力に脱帽、そして槇原さんが作ったセカンドシングルに失望です。
 ♪誰も私をさーそわなくなったの〜の部分はあえてのばしてそのあと早口にするところが憎いですね。一見結婚をテーマにしてるようですがこの曲のテーマは「出勤」ですよね?歌いだしがまず状況説明から入るところもよかったです。打ち込み系のアレンジもグッド。しいて欠点をいえば2番のAメロがないので短く感じるところでしょうか。
 「着信のドレイ」の頃からアヤパンの歌声は買ってるので2年に1回くらいは曲を出してほしい。
2位 チューしようぜ! AKBアイドリング!!! 秋元康 BOUNCEBACK 04/01
CDの帯に書いてた「大人の事情はともかく日本一かわいいアイドルユニットが誕生しました」というのがよかった。AKBの「会いたかった」に似てるなあと思ったら作曲者が同じ人だった。カップリングでお互いの持ち歌を交換して歌ったのもよかったです。
3位 co・no・mi・chi Bouno! 三浦徳子 つんく 01/21
サビが耳に残りました。あとダンスがかわいい(特に2回目のAメロ)。PVは普通のやつとダンスばかりをうつしてるやつがあったけど、ダンスバージョンばかり見てました。
http://www.youtube.com/watch?v=rtQScXlBM7o
4位 生まれゆくものたちへ Do As Infinity Kano Inoue、Junya Urshino Yoshihiro Suda 06/17
サビのメロディが美しい。なぜか近所のスーパーでよくかかってた。あまり意識してなかったけど4年振りのシングルなんですね。
5位 NA・GA・RA ギザギザアイドリング!!! 奈良京作 藤末樹 08/12/17
中森明菜ぽくていいです。1/18のLIVEで小泉瑠美が予告なしに卒業を発表して、「♪NAGARA〜勝手ながら〜」とこれを歌いだした時は「本当に勝手ながらだ」とみんな思った。
6位 Don't say “lazy” 桜高軽音部 大森祥子 前澤寛之 04/22
これもアニソンということでなめてたのですが意外にいい曲でびっくり。「能ある鷹はピック隠す」がよかった。
7位 伝えたいこと 阿部真央 阿部真央 05/27
なぜ「ふりぃ」をシングルにしなかったのかが悔やまれる。
8位 私の水平線 大光寺圭 大光寺圭 01/21
さわやかでいいですね。
9位 おやすみパラドックス やくしまるえつこ ティカ、α 近田春夫 10/21
なんか不思議な感じで何回も聞いてしまいました。
10位 PUZZLE 倉木麻衣 倉木麻衣 望月由絵、平賀貴大 04/01
生で聞いたから。他の人もそうなのですが歌手の人はTVでは頼りなさそうに歌ってても生で聞くと声量があってびっくりします(当り前か)。
次点:はじめての経験/真野恵里菜、雨が空から離れたら/熊木杏里、青春バスガイド/Berryz工房、Love Forever/加藤ミリヤ×清水翔太、太陽と砂漠のバラ/TOKIO、Black Market Blues/9mm Parabellum Bullet
【総括】今年はここ30年で1番の不作で、選ぶのに苦労しました。1位>2位>3位>4位までは優劣があるけど5位以下は大差ないです。
中川(2年連続2回目)
1位 君の知らない物語 supercell ryo 08/12
2位 storia kalafina 梶浦由記 07/01
3位 Parallel Hearts Fiction Junction 梶浦由記 04/29
4位 only my railgun fripSide 八木沼哲志、yuki-ka 八木沼悟志 11/04
5位 Running on Eclipse Eclipse 三浦誠司 藤末樹 06/17
6位 Lacrimaosa kalafina 梶浦由記 03/04
7位 VAMPIRE〜誘惑のBlood〜 高見沢俊彦 高見沢俊彦 08/12
8位 Prototype 石川智晶 石川智晶 08/12/03
9位 Super Driver 平野綾 畑亜貴 神前暁 07/22
10位 シド マオ ゆうや 04/29
1位/「所詮素人の作った曲」となめていたが、予想外に難しいよくできた曲。

2位/歴史秘話ヒストリアOPで流れている女性の唸り声みたいな怪しい曲。CDになったバージョンにはちゃんとした日本語の詞がついてます。

3位/パンドラハーツ絡みの梶浦由記の曲はどれもよかった。

4位/よく売れたのはPVのお陰か?曲自体はいたってシンプル。

5位/戸松遥の歌がもう少し上手ければ・・・。

6位/女性だけのコーラス秀逸。

7位/なんとなくソロの方がやる気を感じる。

8位/去年の12月発売なので忘れかかってたけど、夏に石川智晶がテレビに出てるのを見て思い出した。

9位/歌い手の歌い方とかキャラによく嵌まっていると思う。

10位/鋼の練金術師のOPとかEDで、YUIとかスキマスイッチは早送りしたけど、この曲はちゃんと聴いた。
土井(9年連続9回目)
1位 イチブトゼンブ B'z 稲葉浩志 松本孝弘 08/05
2位 やさしい気持ちで Superfly 越智志帆 多保孝一 07/29
3位 君に会いたくなるから 西野カナ 西野カナ、加藤哉子 Jeff Miyahara 06/03
4位 明日が来るなら JUJU JUJU,JAY'DE,Jeff Miyahara JUJU,JAY'DE,Jeff Miyahara,couco 04/29
5位 春夏秋冬 ヒルクライム TOC DJ KATSU 09/30
6位 Love Forever 加藤ミリヤ×清水翔太 Miliya,Shota Simizu 05/13
7位 今宵、月が見えずとも ポルノグラフィティ 新藤晴一 岡野昭仁 08/12/10
8位 ゆず 北川悠仁 09/02
9位 化身 福山雅治 福山雅治 05/20
10位 ユアメディスン 一青窈 一青窈 小林武史 10/07
1位…B'zなので。
2位…アルバム買ったから。
3〜7はよく耳にしたからです。
今までの自分からしたらそんなに好きな系統ではないのですが
他に印象的な曲がなかったということで。
よくいく雀荘は90年代ばかりかかってます。
池戸(3年連続5回目)
1位 GOOD BYE MY SCHOOL DAYS DREAMS COME TRUE 吉田美和 02/25
 昨年のミスチルに引き続き、今年も90年代を彩った超有名アーティストが、この2009年に1位となりました。ドリカムと言えば、大抵の作曲は中村正人さんが行っているわけですが、この曲は吉田美和さんが高校時代に書き上げた曲なんですよね。そうした背景もあり、そのサウンドはどこか初期のドリカムを思い起こさせるもので、その懐かしさと、自分の高校時代を呼び起こさせる歌詞が見事にマッチングして、二重のノスタルジーさを称揚した上で醸し出した1曲です。
 また、シングルでは、PVにも出演している多部ちゃんなど、ドリカムも含め4組分の「GOOD BYE MY SCHOOL DAYS」を楽しむことが出来るようになっていたのも非常に良いアイディアだと思いました。結果的に、リリースから10ヶ月間年間1位の座を守り抜きましたね。
2位 My Best Of My Life Superfly 越智志帆 多保孝一 05/13
 文句ナシに2009年の年度代表アーティストです。ノリの良い曲から、こうしたミディアムバラード、果てはカヴァー曲(スキップ・ビート)まで歌うこなせる越智志帆は、まさに希代のボーカリストだと思います。3位にランクインしたいきものがかりの吉岡聖恵と共に、同年代の誇りです。
 その中でも、この曲を選んだ理由は、そのボーカル力だけでなく、歌詞にも素晴らしいものがあるなとそう感じたからです。26歳にして、こんなにも壮大な人生観を描ききった作詞能力にも驚きました。
3位 YELL いきものがかり 水野良樹 09/23
 昨年のアンジェラ・アキに引き続き、今年もNHK全国学校音楽コンクールの課題曲がベスト3入り。最初、いきものがかりがこうした中学生向けの合唱曲を作るとなると、明るく青春を謳歌するかのような曲になるのかなと思いました。しかし、実際に作られた曲はマイナー調だったことに意表をつかれました。
 今年も作曲家・水野良樹のポテンシャルの高さにやられましたね。また、編曲に松任谷正隆を起用したこともあり、ちょうどユーミンの「春よ、来い」のような、イントロのピアノの旋律から実に美しいメロディラインが完成されたように思えます。
4位 Sunrise 浜崎あゆみ ayumi hamasaki Hana Nishimura 08/12
 この曲を聴いての第一印象は、とにかくライブで聴きたい1曲です。まさに真夏のフェスに相応しいアゲアゲなナンバーでしょう。PVでも映し出されているように、是非ともライブでタオル回しをしたいと思っていました。が、結局、ライブには行くことなく、その目標は来年以降に持ち越しとなるのでした。
5位 泪のムコウ ステレオポニー AIMI 02/11
 デビュー曲「ヒトヒラのハナビラ」がそれなりにイントロ界でも話題になったステレオポニー。そうした次世代を担うガールズバンドとして期待され、その期待に応えたのがこのセカンドシングルだと思います。ただ、YUI作曲のサード以降が思いのほか続かず、ぽしゃってしまったこともあり、この曲の順位も相対的にダウンとなりました。
6位 刹那 GReeeeN GReeeeN 03/11
 この曲は山下真司が出演するPVに涙しました。そのストーリーは至って分かりやすく、妻が悪の軍団に殺され、その後、娘と2人暮らしをしていたのだが、その娘も悪の軍団に連れ去られてしまう・・・それを救うのが、かつて正義の味方だった父親という話です。それで、そのヒーローである父親の必殺技が「ラグビーボールを蹴る」という、スクールウォーズファンには堪らない設定だったのが実に素晴らしく、そのPVの効果もあり、ベストテン入りしました。堂々の2009年度年間第2位のPVです。ちなみに、1位は堂本剛が自らデジカメで撮影した「空〜美しい我の空」です。
7位 明星 トータス松本 トータス松本 06/03
 自分がこうしたJ-POPに興味を持つようになった、そのキッカケの1曲でもある「ガッツだぜ!」を彷彿とさせるような実にトータス松本らしい1曲だと思います。制作者のがむしゃらに生きようぜ!というメッセージが込められた前向きな詞とメロディに勇気付けられました。
8位 BANDAGE LANDS 小林武史 11/25
 BANDAGEが板東英二に聴こえるということで、空耳アワード2009〜J-POP編〜で僕が勝手に大賞とした1曲です。そうした空耳を何度も聴いていく中で徐々に気に入ってしまったという感じです。その気に入った要因としては、この曲のベースが、自分がまさにJ-POPにとりつかれた90年代後半のバンドサウンドであるからだと思います。天才・小林武史が描く奇妙な詞と音に嵌ってしまいましたね。
9位 MY LONELY TOWN B'z 稲葉浩志 松本孝弘 10/14
 イチブトゼンブが実質年間最大のヒット曲となったB'z。その曲とどちらを入れるか大変迷いましたが、自分はコチラを入れました。B'zの音楽とは、松本さんが作る力強いロックサウンドと、それとは対照的に、稲葉さんの書く、どこか人間の弱さであったり、儚さを感じる詞というそのコントラストが魅力なんだと思います。この曲はそうしたB'zらしい、郷里に対する哀愁が漂うロックナンバーだと思います。
10位 半世紀少年 UNICORN 川西幸一、奥田民生 川西幸一、阿部義晴 10/07
 まさかの再結成に対するご祝儀も込みですが、ユニコーンらしい音楽に対する遊び心がある1曲だと思います。本作は50歳を迎えた川西さんがラップに挑戦ということですが、ユニコーンというバンドはその時々の流行の音楽を、どことなくシニカルに捉えながら、自分達の音楽として消化しているように思えます。
以上の結果より…
グランプリ おいてけぼりのThirty/Early Morning
12点(川田10+ぽ2)
準グランプリ 
おやすみパラドックス/やくしまるえつこ 11点(ぽ9+川田2)
Don't say “lazy”/桜高軽音部 11点(後藤6+川田5)
 今年は2006年グランプリの「SHAMROCK/UVERworld」(15点)を下回る歴代最少得点でのグランプリになりました。本職の作曲家じゃない人が作って、本職の歌手がじゃない人が歌う曲がグランプリになるあたりが今年の世相を反映しているかのように思えます。もともと「隠れた名曲を発掘して教えあう」というのが当企画のコンセプトなので妥当といえば妥当ですが…(僕は自分の知らなかった曲は全部you tubeで聞きました。ぽさんの3位とかぽさんの4位とかぽさんの5位とかぽさんの6位とか)。

 アリモニのおふたりグランプリおめでとう。中野美奈子の結婚もグランプリに花を添えました。
http://www.youtube.com/watch?v=g45CbVDovic
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